加藤武呂具

一浪大学生の気まぐれ

白い色は…

最近ハマった曲がありまして、

それがこちらの


白い色は恋人の色 - ベッツィー & クリス

白い色は恋人の色

です。

 最近「続きを読む」の使い方を知りまして、ホームの投稿履歴を見やすくするために多用しております。

さて、本題に戻りましょう。

この曲と私の出会い、それは全くの偶然でありました。

親に薦められて取り込んだCD「加藤和彦作品集」。

その中の一曲。シャッフル再生で飛び込んできた一曲がこの曲でした。

 

そもそも何故加藤和彦作品集を?っとお思いの方も多いかもしれません。

私2019年5月現在、20歳の大学二年生(一浪)でして、昭和世代ではありません。

だいたい親の影響で昔の歌を聴くようになりました。

今回加藤和彦作品集を取り込むに当たり一番のお目当て曲は、

吉田拓郎加藤和彦のデュエット曲「ジャスト・ア・ronin」でありました。

(1分46秒~から)


Ronin

「幕末青春グラフィティRonin坂本龍馬」の劇中歌らしいです。

武田鉄矢坂本龍馬役を演じ、吉田拓郎高杉晋作を演じたという…

なんともまぁすごい映画ですなぁ…

僕は見たことないんですけど。

 

何はともあれ、僕はこの曲が欲しかった訳です。

この曲との出会いは一年前の3月。後期試験の合格発表の日。

後期試験合格を家族とともに車の中で知りました。

もし落ちてたらそのまま私学の下宿先を探しに行かなければ行けなかったのですが、

受かっちゃったのでとんぼ返り。

その帰り道に車内で聞いたのがこの歌です。

父曰く、お前の浪人生活が終わるまで取っておいた、と。

なんてバカな父親なんでしょう。

生まれてこのかた、この人の子供でよかったと思う瞬間は多々ありましたが、間違いなくこの瞬間もその一つに入ります。

 

閑話休題

取り込んだ加藤和彦作品集を眺めてびっくり。

「愛・覚えていますか」が入っているではあーりませんか。

たとえマクロスのストーリーを知っていなくてもこの曲を知らないオタクはいないでしょう。

かくいう私もその一人でな…

マクロスといえば、私の推し声優さんに安野希世乃さんがいます。

安野さんはマクロスΔにおいてワルキューレという音楽ユニットのリーダー、カナメ・バッカニア役で出演されています。

私、ストーリーについては一ミリも知らないのですが、このワルキューレにはまってしまいまして…

いやもぅね…尊い…美しい…あくしぁ…

 

話を戻します。

とりあえず私は愛・覚えていますかを聞きまくりました。

聞きまくりましたとも。えぇ。

そんな中その時が訪れるのです。

うっかりリピート再生を押し忘れたiphoneは、乱数に従ってか、はたまた運命に従ってか、この素晴らしい歌を私に送り届けてくれたのです。

 

優しいギターのイントロが響く。

何事かと思った私はiphoneのロックを解除してミュージックライブラリをひらk...

 

カタコト…だと…

 

いやまてこれは一体何だ、何が始まるんd...

 

ふつくしい

 

何が美しいかって?

発声。

透き通るような声。二人のハモり。

そして声に負けないくらい美しい歌詞。

過去にこれほどまでに美しい詩があっただろうか。

そして不思議と、この歌は日本人ではなくベッツイ&クリスが歌うから成立している歌なのだと思った。

何といえばいいのだろう。

仮に日本人が歌ったとしても名曲であることには変わりはないだろう。

しかしながら、歌い手がベッツイ&クリスだからこそ、若干カタコトだからこそ、聞き手に詩を届けようという意思が感じられる。

日本人だと歌を届けようという気持ちが勝り、こうはならなかったのではないだろうか?

また、彼女らの透き通る歌声には、儚さと清純さが同居している。

それがまた歌詞とマッチして、より心に響く。

心に響いて満たしてくれる。

名曲は時代を選ばない。

 これは真理だ。

白い色は恋人の色

白い色は恋人の色

  • ベッツィ&クリス
  • ポップ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

余談1

初めてこの曲を聴いた時、強烈なインパクトとともにある種のデジャヴを感じた。

これどっかで聴いたことあるなぁと。

調べてみた結果、「映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲」の挿入歌としてこの曲が使用されていることがわかった。

オトナ帝国3名曲を挙げろと言われれば「21世紀を手に入れろ」と「ひろしの回想」は外せないだろう。

余談の余談になるが、これらの作曲は浜口史郎氏が担当されている。

私は劇場版ガールズ&パンツァーにおいて、みぽりんの回想、田園風景を駆ける二号戦車のシーンでふと、ひろしの回想を思い出した。

情景、回想というシーンで使われているという共通点もさることながら、一体全体どういうわけでひろしの回想がフラッシュバックされたのか?

答えは簡単。ガールズ&パンツァーの音楽も、浜口史郎氏が担当されているのである。

ポップスやバンドならまだしも、クラッシックの作曲家というのはどうにもフラッシュライトがあたりづらい職業である。

そんな中私が久石譲以外で知る唯一の作曲家がこの浜口史郎氏である。

 

話を戻す。

オトナ帝国はとても面白いのでみんなも見よう。(小学生並みの感想)

ところで三名曲の残り一つは何か?

無論答えるまでもない。

それは吉田拓郎「今日までそして明日から」である。以上。

(反論は認める)